ソトデナニスル?

むかしむかし、コドモにとって、ソトはワクワクする冒険の場でした。
コドモは、ソトで遊びを知り、友だちの作り方を知り、自分で考えることを、
危険を、ルールを知りました。ソトは、学校以上に学校でした。

いま、ソトは、スポーツやサークル活動など、
はっきりした目的をもって利用されるフィールドになりました。
むかしむかしと比べればずっと清潔だし、安全と安心も、数段上。
喜ぶべき進歩……のはずです。でもなにかが違う。なにかが足りない。

思えばわたしたちがコドモだった頃、ソトで何をするでもなく過ごした
無為な時間のなかで知り、体験し、身につけたのは、とても大切なものでした。
時代が変わっても、あのワクワクはコドモに伝えていきたい。
その想いが、「ソトデナニスル?」の原点です。

では、ソトデナニスル?
わたしたちはその答えを、アウトドアという狭い領域に閉じこめようとは思いません。
おしゃべりをする。本を読む。ごはんを食べる。石を積む。追いかけっこをする。
何をしたって特別になるのがソトなのですから。
あの楽しさを、あの自由さを、あの豊かさを、コドモに教えてあげませんか。
たくさんのワークショップを通して。ちょっと変わったオトナたちとの会話を通して。
初めて出逢う新しい友だちとの遊びを通して。
その経験が、すぐに役立つことはないでしょう。でも、コドモの記憶の底に刻まれて、

いつの日か、彼らの行動や判断の選択肢を拡げる役に立てば、素敵だなと思います。
その想いを胸に、今年もわたしたちは、呼びかけます。

おーい、ソトデナニスル?

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